「ChatGPT」で履歴オフの新機能、AIトレーニングや改善に用いない

　OpenAIは、AIチャット機能「ChatGPT」で、チャット履歴をオフにできる機能を導入した。オフにして会話を始めると、その内容はAI学習モデルのトレーニングや改善には用いられない。

　履歴オフを選ぶには、メニュー（スマホでは左上の横三本の線）の一番下にあるユーザー自身のアカウントをタップし、そこで表示される「設定」から選ぶ。履歴オフの場合、新しく始まった会話は30日間、保持されるとのことだが、不正行為を監視する際に必要な場合のみ、その内容が確認される。

　このほか、データを管理したいビジネスユースなどに向けたサブスクリプション「ChatGPT Business」も開発中という。