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40年間の地球の変化を上空から、「Google Earth」の衛星写真に22年最新版が登場

 グーグル(Google)は、「Google Earth」のタイムラプスに2021年と2022年の最新画像を更新したことを発表した。タイムラプスでは、1984年~2022年までの約40年間の地球の変化を、衛星写真を元にした4Dインタラクティブマップで知ることができる。

 たとえば、エジプトの砂漠で生まれた灌漑システムや、Amazonの熱帯雨林の中にある川の蛇行の変化、火山の噴火、森林の伐採、大規模な山火事による景観の変化など、地球上の大きな変化を確認できる。

 自然で起こる変化だけでなく、洋上風力発電所や大規模な太陽光発電システムなど、都市の在り方も画像で確認できる。

東京23区周辺のGoogle Earthタイムラプス。東京ドームがなかったり、臨海エリアの開発が進んでいなかったりする様子が確認できる

 ユーザーは、任意の地点を写真で確認できるだけでなく、タイムラプスビデオでも地球の変化を知ることができる。ライブラリーには、300以上の地点で撮影された800以上のタイムラプスビデオが所蔵されており、ドキュメンタリー映画などでも使用されているビデオで、よりよく理解できる。