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Google アシスタントの保留待機や夜景撮影高速化など、Pixelにアップデート

 グーグルは、同社のAndroidスマートフォン「Pixel」シリーズ向け保留音待機や夜景モードの新機能を提供する。対象となるのは「Pixel 4a」以降のモデルで今後数週間で順次提供される。

Google Japan Blogより(以下同)

高速な夜景撮影やアシスタントが保留を待つ機能

 2023年最初の「Feature Drop」として提供されるもの。「Pixel 7/7 Pro」に向けた「より高速な夜景モード」が「Pixel 6/6 Pro」でも利用できるようになる。同社独自のチップセット「Tensor」の新しいアルゴリズムで実現したとしており、低照度環境でもさらに短時間で撮影できるようになる。

 また、写真に写り込んだ不要な被写体を消せる「消しゴムマジック」や色・明るさを変えられる「カモフラージュ」機能がアップデート対象のすべてのPixelで利用できるようになる。このほか「ヘルスコネクト」で対応するフィットネスアプリのデータの保存や接続が容易になるという。

 加えて、音声通話の保留中にGoogle アシスタントがユーザーの代わりに待機する「代わりに待ってて」が提供される。長い保留時間でも解除されるまでGoogle アシスタントが待機し、相手が応答すると音やバイブレーション、画面上の通知で知らせる。「Google Duplex」と通話スクリーニング技術をベースとしており、すべてデバイス上で処理されることからプライバシーが保持されているという。

Pixel Watchに転倒検出機能

 スマートウォッチの「Pixel Watch」では新たに「転倒検出機能」が提供される。装着時に転倒を検出し、90秒以内にユーザーが応答しないもしくは動かない場合は自動的に緊急通報される。

 可能な場合は通常の音声通話と同様にやりとりできるが、あらかじめ登録された緊急連絡先に通知し現在地を共有する機能もある。同機能を利用するには、設定からオンにする必要がある。

 また、モノラルオーディオを有効にして、左右のオーディオチャンネルをひとつに組み合わせられるほか、新しい色補正とグレースケールモードを利用できるようになる。