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KDDIとあいおいニッセイ同和損保、緊急速報メールの配信履歴から避難所検索できる機能を提供開始

 KDDIとあいおいニッセイ同和損害保険は、「+メッセージ」の公式アカウント「au災害対策」において、緊急速報メールの配信履歴から避難所情報を検索できる避難所検索機能を提供開始した。

緊急速報メールの配信履歴から避難所検索機能への遷移イメージ

 本機能は、KDDIの「au災害対策」アカウントと、あいおいニッセイ同和損保のリアルタイム被害予測ウェブサイト「cmap」の連携による成果の一環として提供された。

 「au災害対策」で受信した通知や緊急速報メールの配信履歴から「避難所検索」ボタンをタップすることで、「cmap」の避難所検索に直接遷移できる。遷移後は、自動的に都道府県・市区町村が選択される。

 いつでも「au災害対策」の「防災情報」メニューから特定のエリア避難所情報を調べられる。そのため、平時から居住地や現在地周辺の避難所情報を事前に把握し、災害時に備えられる。

 緊急速報メールが配信された際に届く「お知らせ通知」、あるいは「au災害対策」アカウントのメニュー「緊急速報メール履歴検索」からアクセスし、「au災害対策」のメニュー「防災情報」から「cmap」を選ぶことで利用できる。

提供の背景

 提供の背景として、緊急速報メールには、一度に送信できる情報量が少ないという課題があった。

 +メッセージの「au災害対策」では、緊急速報メールを補完する仕組みとして、事前に登録したエリアの災害・避難情報を受信できる機能や、全国の配信履歴が確認できる機能などを提供している。「cmap」では、ユーザーに役立つ情報を配信し、地域の防災・減災への貢献を目指している。

 災害発生時にユーザーの身の安全の確保や避難行動に結び付く情報を迅速に届けるため、両社は緊急速報メール関連機能と必要性の高い「避難所情報」をあわせて提供するに至ったという。

【お詫びと訂正 2023/03/02 15:24】
 記事初出時のタイトルにおいて、あいおいニッセイ同和損害保険の社名に誤りがございました。お詫びして修正いたします。