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ドコモの衛星電話サービス「ワイドスターII」、サービス継続へ

 NTTドコモは、衛星電話サービス「ワイドスターII」において、新しい衛星を活用したサービス継続の方策が整ったと発表した。

 「ワイドスターII」は、NTTドコモが2010年から提供している衛星電話サービスで、同社は以前、衛星設備におけるソーラーパネルの発電電力の低下による「ワイドスターII」のサービス中断などの可能性を案内していた。しかしすでに打ち上げを完了している次期衛星電話サービス「ワイドスターIII」用の通信衛星を活用し、現在の衛星と新しい衛星をともに運用することで引き続き利用できるようになった。

 「ワイドスターII」のユーザーは、現在の端末や設備をそのまま利用でき、新規申込みや変更申込みをする必要はない。利用方法や料金も変わらないという。

 なお、屋外アンテナを利用中の一部ユーザーは、アンテナ方向の微調整が必要な場合があるとしている。