ニュース

KDDIとpalan、ノーコードでWebブラウザ対応ARコンテンツ制作パッケージ提供へ

 palanとKDDIは、「WebAR」の配信技術で提携する。両社は「飛び出すAR」の撮影からコンテンツの作成を行うサービス「飛び出すAR supported by palanAR」の提供を、2月下旬に開始する。

 「飛び出すAR」は、人物を3Dスキャンしてデジタル化するポリュメトリックビデオの撮影、データ制作、雑誌などを通じて利用者に提供する環境構築までをパッケージで提供する企業向けサービス。

「飛び出すAR supported by palanAR」の利用イメージ

 KDDIが2022年10月から提供している「飛び出すAR」では、出演者の表示しか対応していなかった。また、サイズや位置を変更するにはプログラミングのコード修正が必要だった。

 今回、palanのノーコードAR作成サービス「palanAR(パラナル)」を「飛び出すAR」のコンテンツの制作フローに追加したことで、画像や文字の追加や、3Dオブジェクトの変更をスムーズに行えるようになったという。また、企業はスマホを使って修正内容を確認することができる。

 さらに「palanAR(パラナル)」がオンラインツールなのでウェブ会議などで繋ぎながらコンテンツの変更も可能になる。