ニュース

ドコモの「健康マイレージ」、マイナポータル健診情報との連携機能

 NTTドコモは、健康増進サービス「健康マイレージ」において、マイナポータル健診情報との連携機能の提供を開始した。

 本サービスがマイナポータル健診情報と連携することにより、自治体は国民健康保険などに加入する住民の健診情報をもとにした、スコアリングや統計分析などのデータ取得が可能となる。取得した情報を活用して、効果の検証や健康増進の取り組みを進めることができるとしている。

 なお、本サービスにおけるマイナポータル健診情報は、利用者の同意にもとづいて取り扱われる。

PHR事業者との取り組み

 また、同社は今後、民間のPHR(Personal Health Record)事業者と共同で「健康マイレージ」におけるマイナポータル健診情報を活用した機能を追加する。第1弾として、2023年9月からエムスリーとウェルクルの2社との連携によるサービスが提供される。

 エムスリー提供の自治体向けサービスでは、健診情報から余命と健康スコアを予測した健康指標「EBHS」を算出し、そのデータを自治体の健康指標として活用できるようになる。

 ウェルクル提供の住民向けサービスでは、健診情報を活用した「健康アドバイス」機能が提供される。心臓血管病の進行度チェックや健診結果にもとづいたアドバイスをアプリから取得できることを目指すとしている。