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JR3社の新幹線で優先的に仕事ができる列車「TRAIN DESK」 3月20日から

 JR東日本、JR北海道、JR西日本は、車内で仕事や勉強ができる「新幹線オフィス車両」をリニューアルした「TRAIN DESK」を3月20日に開始する。販売は2月20日の10時から。「TRAIN DESK」の実施は平日のみ。

 「TRAIN DESK」は、座席でのWEB会議や通話を含めた仕事、勉強をする利用者優先の普通車指定席。新たに、「TRAIN DESK」のある全列車で一般的な普通車指定席とは区別して購入できるようになる。

 利用方法は、利用する列車、区間の乗車に必要な乗車券、指定席特急券(TRAIN DESK)を購入する。「TRAIN DESK」の利用には追加料金は発生しない。3月20日以降は「TRAIN DESK」以外の特急券での、仕事勉強優先席の利用はできなくなる。

 対象列車は、東北・北海道・上越・北陸新幹線の普通車指定席のある列車(こまち号・つばさ号・つるぎ号は除く)。

 対象号車は、東北・北海道新幹線の7号車と上越・北陸新幹線の9号車。従来の「新幹線オフィス車両」として利用していた8号車は仕事勉強優先席ではなくなる。

 さらに、JR東日本は新たに東京駅と仙台駅で、Wi-Fi ルーターや折り畳み式間仕切りなど、リモートワークセットの貸出試行を予定している。

 今後もJR東日本、JR北海道、JR西日本は、時間と場所にとらわれない働き方・くらし方を具現化すべく、多様なワークプレイス戦略を推進するという。