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「au PAY」、au回線と紐づけ済みなら「au回線でのみ利用可能」に 2月上旬開始へ

 KDDIは、2月上旬に「au PAY」で新たにau回線を使った認証方法を導入する。他社回線のユーザーはそのまま利用できる一方、au回線のユーザーにとってはよりセキュアな方法になるという。

 今回案内された認証方法は、「回線認証」とされている。これは、au回線を紐づけたau IDで「au PAY」を利用する際、携帯電話側の通信回線もau(UQ mobile、povo1.0も含む)の携帯電話回線を使う必要があるというもの。

 これまでもau PAYでは、2022年11月、新規ユーザーにおいて、同じく回線認証を導入済み。2月上旬からは既存ユーザーへ対象が拡大されることになった。

 KDDIによれば、セキュリティ対策として回線認証を導入していると説明。au回線と紐づけ済みのau IDの場合、回線認証が導入されれば、他社回線のスマートフォンで「au PAY」は利用できなくなる。

 ただし、他社回線のユーザーなどau回線を紐づけていない場合は、これまで通り利用できる。機能面では、au回線を紐づけた場合、「au PAY」でオートチャージが利用できるといった点があるものの、ほかの機能で違いはないとのこと。