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Google Meet、絵文字での「リアクション機能」を提供開始

 グーグル(Google)は、Web会議サービス「Google Meet」について、会議中に絵文字でリアクションを共有できる機能を提供すると発表した。今後数日~数週間以内に順次利用できるようになる。法人アカウントだけではなく、個人ユーザーでも利用できる。

 Web版(ブラウザ)やMeetデバイス、iOS版のアプリで利用できる。Android版も近日公開予定とされている。

 リアクションは、コントロールバーのアイコンからリアクションバーを表示し、タップ/クリックすることで利用できる。絵文字の肌の色を指定することもでき、指定した肌の色はすべての絵文字で適用される。

 共有されたリアクションは、送信者のビデオパネルに小さなバッジで表示される。複数ユーザーとの会議では、画面の左側に絵文字が表示される。

Web版
iOS版

 グーグルでは、このアクション共有について「発言者の邪魔をすることなく会議に参加できる仕組み。自分のアイデンティティを表す肌の色を選択できるオプションで、正真正銘参加することが可能となる」としている。また、リモートワーク時でも同僚や顧客と簡単に連絡を取り合えることが期待できるという。

 リアクション機能は、デフォルトで有効化されている。Google Workspaceなどドメイン管理者は、管理コンソールで無効化することもできる。また、会議の主催者は、任意で無効化することができる。

 リアクション機能が利用できるのは、Google WorkspaceやG Suite BasicとBusiness利用中のユーザーならびに個人アカウントで利用しているユーザー。個人アカウントには今後3日程度で利用できるようになり、WorkspaceのRapid Releaseドメインでは16日から3日程度で、Scheduled Releaseドメインでは23日から3日程度で順次リリースされる。