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アンカーの2022年秋モデル、これからの取り組みとイチオシ新製品をチェック

 アンカー・ジャパン(Anker)は、2022年秋の新製品発表会「Anker Power Conference 2022 Fall」を開催し、今後登場する急速充電器やフルワイヤレスイヤホン、スマートプロジェクターなどが発表された。

 発表された新製品については、弊誌でも写真を中心に特集している。

 本稿では、発表会で取り上げられた今後の取り組みや同社注目の新商品をご紹介する。

SDGsへの取り組みを推進

代表取締役CEOの猿渡 歩氏

 発表会冒頭に、同社代表取締役CEOの猿渡 歩氏は、アンカーのプロダクトについて「スマートライフの基盤となる持続可能な社会の実現に向けた取り組みにも注力してきた」と、SDGsへの取り組みを行っていることをアピール。

 その例として、5月に発売されたポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station(PowerHouse 1229Wh)」を紹介。アウトドア需要の拡大や災害ニーズにも合致し、多くのユーザーからの支持を獲得できたという。

 充電器についても、次世代のGaN素材を採用した「GaNPrime」充電器も7月に登場している。製造過程において約30%の二酸化炭素の排出量を削減しているほか、複数ポートの充電器を普及させることで、年間30トンとも言われている「スマートフォンなどの製品に付属する充電器」の削減に取り組んでいきたいとしている。

 加えて、外皮のプラスチック素材を40%削減した充電ケーブルもラインアップしている。とうもろこしやさとうきびなど、植物由来の素材(エコフレンドリー素材)を採用した新製品も来春に発売する。

修理サポート子会社「アンカー・テック」を設立

 アンカーでは、これまでの取り組みに加え、新たに「カスタマーサポートのさらなる充実」を目指し新たな子会社「アンカー・テック」を設立することを発表した。

 アンカー・ジャパン本体でも「カスタマーサポートに注力してきた」(猿渡氏)としているが、ロボット掃除機やプロジェクターなど、専門的な修理オペレーションを構築すべく、環境を整える目的で設立されたという。

他社のモバイルバッテリーも下取りするプロジェクト

 さらに、モバイルバッテリーの適切な期間での製品交換促進のために実施してきたモバイルバッテリーの下取りキャンペーンについて、第4弾の開催が発表された。

 キャンペーン期間は11月9日までで、アンカー・ジャパン公式サイトや公式ECサイトで実施される。

 今回は、アンカー製以外の他社製モバイルバッテリーも下取り対象になるという。

 猿渡氏は「リチウムイオン電池を搭載した製品は、多くの自治体で“燃えないゴミ”として処理できない。捨て方がわからないという声に対し、私たちは充電のリーディングカンパニーブランドとして、製品のリサイクルについても注視していきたい」と考えを示し、カスタマーサポートの充実化を今後も図っていく姿勢を示した。

Ankerブランド注目の新製品

 ここからは、充電器やバッテリーの「Anker」ブランドから発売される新商品を取り上げて行く。

Anker 767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)

 「Anker 767 Portable Power Station(GaNPrime PowerHouse 2048Wh)」は、GaNPrimeを採用したポータブル電源。マーケティング本部長の吉野氏は、「リン酸鉄リチウムイオン電池による長寿命に加え、世界ではじめてポータブル電源にGaNを搭載した画期的なモデル」とアピールする。

 エネルギー変換によるロスを最小化することで、より長く電力供給できるように図られている。また、充電寿命についても改善されているという。吉野氏は「サイクル回数は、『充電が0%→100%、その後100%→0%まで使用する一周』を1サイクルとしている。今回は、良質な電池を搭載することで、サイクル回数を3000回にすることができた。また、電池容量も拡大しているため、1サイクルあたりで使える時間が長くなり、結果的に劣化スピードを抑制することにつながる」と説明。

 このほか、発熱を抑えるGaNの採用により、本体や部品へのダメージを軽減でき、安全に利用できるとした。

 吉野氏は、ポータブル電源と同時に利用できるエクストラバッテリー(容量を拡大できる)やソーラーパネルの新製品「Anker 531 Solar Panel (200W)」も紹介し、「災害の多い日本だからこそ、ユーザーの電気に対する不安をゼロにしていきたい」とコメントした。

ピチュー/ピカチュウ/ライチュウモデルの急速充電器

 3匹の電気タイプポケモンをモチーフにした急速充電器が登場する。ラインアップは、最大20Wのピチューモデル、最大65Wのピカチュウモデル、最大120Wのライチュウモデル。

 パッケージのほか、キャラクターの色にあわせたオリジナルカラーのケーブルなど、細部までこだわった製品となっている。

iPhoneとApple Watchをまとめて充電

 「Anker 3-in-1 Cube with MagSafe」は、アンカー初の「Made For Mag」認証を取得したMagSafe充電器。MagSafe対応iPhoneの充電とApple Watch、Air Podsの3台を同時に充電できる。

 また、折りたたむことで約6cm四方にできるため、旅行や出張などでも気軽に持ち運べる。

Soundcoreからは、プレミアムモデルとVRイヤホンなど

アンカー史上最高傑作のフルワイヤレスイヤホン

 「Soundcore Liberty 4」は、「アンカー史上最高傑作」をうたうフルワイヤレスイヤホン。これまでの叡智を集結し、欲しい機能がすべて詰まった究極の1台だという。

 2つのダイナミックドライバーを採用することで、力強くリッチな低音を再現するなど、あらゆる音域でバランスの取れたサウンドを実現している。

 また、ジャイロセンサーで頭の動きを検知し、3Dのオーディオ体験ができるヘッドトラッキング機能も搭載しており、スマートフォンアプリからイコライザーを設定することで、ライブ会場の中心にいるかのような音楽体験や、映画館での鑑賞体験などを実現するという。

 このほか、強力なノイズキャンセリング機能やハイレゾコーデック「LDAC」をサポートしている。Soundcoreブランドでは初となる「ヘルスモニタリング」機能では、脈拍をリアルタイムで測定できるほか、ストレスチェックやワークアウト機能、姿勢チェック機能などが利用できる。

Meta Quest 2対応イヤホン

 「Soundcore VR P10」は、VRデバイス「Meta Quest 2」と専用ドングルで接続することで超低遅延で接続できるフルワイヤレスイヤホン。

 世界初の「Made For Meta」(米国とカナダ)認定を取得している。Bluetooth接続とドングル接続の両方に対応しているため、ゲーム音とボイスチャット両方楽しめる。

 音響面では、11mmの大型ドライバーによる臨場感ある音響に加え、イコライザー機能でゲームにあわせた調整ができる。

睡眠サポートイヤホン

 「Soundcore Sleep A10」は、睡眠サポートに特化したフルワイヤレスイヤホン。片耳約2.9gの軽さに加え、2層構造のイヤーチップにより、快適な着け心地を実現している。

 雨音や鳥のさえずりなど30種類以上のスリープミュージックを備えているほか、通常の音楽再生にも対応する。寝る前のリラックスタイムはもちろん、日常使いとしても利用できる。

 なお、入眠を検知すると、自動で音楽も停止するようになっている。

ロボット掃除機やスマートレーザープロジェクターなど

Eufy Clean G40 Hybrid+

 「Eufy Clean G40 Hybrid+」は、吸引と水拭きを1台でこなすハイブリッド型のロボット掃除機。自動ゴミ収集ステーションでは、アレルギーケア構造により、ホコリやアレルゲン物質など微細な粒子を99.9%ブロックするフィルターを搭載している。

持ち運びできる高性能レーザープロジェクター

 Nebulaブランドから、「Nebula Capsule 3 Laser」が12月2日に発売される。

 世界初のAndroid TV 11を搭載したモバイルレーザープロジェクター。持ち運びやすいコンパクトサイズながらも、光源にレーザーを採用することで、明るく鮮やかな色彩表現を実現している。HDR10をサポートしており、最大120インチの大画面で色鮮やかな映像を楽しめる。

 また、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflix、Disney+、Hulu、TVer、U-NEXTといった動画配信アプリをサポートしており、かんたんな操作でさまざまなコンテンツを楽しめる。

 内蔵スピーカーは、Dolby Digital Plusサポートで映画館のようなサウンド体験を実現したほか、水平/垂直方向の台形補正機能を搭載している。

 画質はフルHDまで対応。約2.5時間の動画再生をサポートしている。

2022年秋のラインアップ