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ソフトバンクから「Pixel Watch」LTEモデル、専用の通信プランも用意

 ソフトバンクは、Googleのスマートウォッチ「Google Pixel Watch(4G LTEモデル)」を10月13日に発売する。発売に先駆け、事前予約の受付を10月7日に開始した。

 ソフトバンクオンラインショップの販売価格は5万5680円で、分割支払とデバイスの返却を条件に、最大24回分の残債を免除する「新トクするサポート」を適用すると、実質負担額は2万7840円(1160円×24回)からとなる。「新トクするサポート」は、ソフトバンクの回線契約がなくても申し込める。

 ウェアラブルデバイスで「新トクするサポート」による残債免除を適用するためには、購入時のバンドも回収および査定の対象となる。

 回収するデバイスが破損などで査定条件を満たさない場合は、デバイスの回収に加えて2万2000円の支払いが発生する。また、本体は査定基準を満たすものの、バンドのみ査定基準を満たさない場合は2000円の支払いが必要となる。

スマートウォッチ向けプランが4年間無料のキャンペーン

 ソフトバンクでは、通信サービス「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」の基本料金385円が4年間無料になるキャンペーンを開催する。

 通信サービスは「Google Pixel Watch」の購入後、Androidスマートフォンに「Google Pixel Watch」アプリをインストールして申し込める。

 「ウェアラブルデバイスモバイル通信サービス」を利用するには、同サービスのほかに親回線で「基本プラン(音声)」「通話基本プラン」「通話定額基本料」「通話定額ライト基本料」「ホワイトプラン」「ブループラン タイプX/タイプXにねん」「標準プラン」のいずれかと、VoLTE対応のAndroidスマートフォンが加入できるデータプランの契約が必要となる。

 ウェアラブルデバイスが行った音声通話やパケット通信は、親回線から行った通信として取り扱われる。ただし、警察や消防などの緊急機関への発信時は、普段使っているスマートフォンの電話番号とは異なる電話番号が相手方に通知される。発信時には、ウェアラブルデバイスのおおよその発信場所(位置情報)が通知される。

 また、ウェアラブルデバイスが行う通信では、SMS、S!メール(MMS)、国際SMSおよび国際S!メール(MMS)は利用できない。

 同サービスの対応機種はAndroid 8.0以上のAndroidスマートフォンだが、ソフトバンクが販売したスマートフォンでも、一部の機種については、サービス機能の全部または一部が使えないことを確認しているという。

 ソフトバンクのWebサイトには、Redmi Note 9T(Android 11以前)、LG K50、DIGNO BX、Android One S5、HUAWEI Mate 20 Pro、HUAWEI nova lite 2、DIGNO J、AQUOS Xx3が、機能の全部または一部が使えない機種として掲載されている。