ニュース

グーグル、海外向けのゲームサービス「Stadia」を2023年1月に終了

 米グーグル(Google)は、海外で提供しているゲームストリーミングプラットフォーム「Stadia(スタディア)」について、2023年1月にサービスを終了する。

 「Stadia」は、2019年に海外で提供が始まったゲームストリーミングサービス。パソコンやスマートフォン、タブレットなどにゲームを直接ストリーミングして遊べることが特徴で、米国や欧州などで提供されている。

 2023年1月18日に「Stadia」のゲームサーバーが停止される予定で、それまではゲームをプレイできる。ユーザーが「Google Store」で購入したすべてのStadiaのハードウェアや、「Stadia Store」におけるソフトウェアの取引(ゲームやアドオン)については、順次返金が行われる。2023年1月中旬までには、大半の返金が完了するという。

 Stadiaの副社長を務めるフィル・ハリソン(Phil Harrison)氏は、サービス終了の理由について、「Stadiaのコンシューマー向けゲームストリーミングのアプローチは、強力な技術基盤の上に成り立っていたが、我々が期待したほどユーザーから支持を得られなかったため、サービス終了という難しい決断を下した」としている。