ニュース

ソフトバンクから「iPhone 14」向けの新しいSIMが登場

 ソフトバンクのWebサイトでは、本日16日に発売された「iPhone 14」シリーズ向けに、新しいSIMカードの種類が案内されている。SIMカードの種類は「iPhone 専用 nano USIMカードA(S)」となる。

 ソフトバンクでは、iPhoneの旧モデルに対応するSIMカードとして、「iPhone 専用 nano USIMカードA(C2)」「iPhone 専用 nano USIMカードA(C)」などが用意されている。今回は、そこに「iPhone 専用 nano USIMカードA(S)」が加わり、合計6種類となった。

 同社は「SIMカードが新しくなった。それぞれの機種に適したSIMカードを利用してほしい」としており、追加の理由や機能差に関するコメントはなかった。

 ソフトバンクのSIMカードの種類については、過去、同社常務執行役員の寺尾洋幸氏から、「数多くあるSIMの種類を何とかしたい」という旨の発言があった。

――AndroidとiPhoneでSIMの差し替えができない状況について、改善する方針だったが、いつ頃になりそうか。

寺尾氏

 気合としてはやる方向です。ちょっと歴史が長すぎて、苦労しています。

 LINEMOは1つのSIM。ワイモバイルは2種類で、いわゆるSIMのみ契約だとiPhoneでもAndroidでも使えます。

 一方、ソフトバンクブランドはたくさんある。ひとつにしたら、何が起こるか……苦労している部隊がいます。過去の遺産が大きすぎて苦労しているんです。

ソフトバンク寺尾氏が真っ正直に語る、「LINEMO」で月額990円/3GBの新プランができた理由とeSIMの難しさ