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ASUS「Zenfone 9」をグローバルで発表、片手で操作できるサイズに大型カメラ搭載のハイエンドモデル
2022年7月28日 22:30
ASUSは、Androidスマートフォンの最新機種「Zenfone 9」をグローバルで発表し、現地時間7月28日から発売する。価格は799ユーロから。日本での展開は、明らかにされていない。
「Zenfone 9」は、5.9インチで120Hz駆動対応のAMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載し、sRGBとシネマグレードDCI-P3色域をサポートしている。また、Pixelworksとコラボレーションした世界最高レベルの色精度や、ディスプレイを衝撃から守るためカバーガラスには、Corning Gorilla Glass Victusを採用している。
チップセットは「Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1」、最大16GBのメモリー(LPDDR5)と最大256GBのストレージ(UFS 3.1)を搭載する。
高い処理能力とともに気になる冷却性能について、「Zenfone 9」では冷却システムを一新し、ヒートパイプの代わりにハイテクベーパーチャンバーを採用。銅、グラファイトシート、サーマルペーストを使った、先進的なヒートスプレッダーを搭載しており、長時間高い性能をキープできる。
バッテリーは4300mAhを搭載。最大30Wの急速充電をサポートしている。
大きくなったカメラ
アウトカメラは、5000万画素級のメインカメラ(ソニー IMX 766)と、1200万画素級の超広角カメラ(IMX 363)を搭載。メインカメラでは、先代のZenfone 8からセンサーサイズが拡大し(1/1.7"→1/1.56")、新しい6軸ハイブリッドジンバルスタビライザーや電子手ブレ補正(EIS)、超高速オートフォーカス技術が利用できる。
撮影モードは、ナイトモードやパノラマ、スローモーション、タイムラプス、プロモードを搭載。また、ベータ版としてライトトレイルモードが利用できる。
正面画面上部には、1200万画素級のパンチホールカメラ(IMX 663)を備え、セルフィーやビデオ通話も高画質に撮影/通話できる。
インターフェイス(UI)は、片手で操作できるように最適化されている。画面の端からユーザーが設定したアプリのショートカットを引き出せるエッジツールや、スマートフォンの背面をダブルタップすることでスクリーンショットの撮影やカメラアプリを起動するなどのショートカットを設定できる。
このほか、IP68の防水防塵性能、指紋認証(センサーは電源ボタンに配置)、3.5mmイヤホンジャックを搭載する。
本体カラーは、ブラック、ブルー、レッド、ホワイトをラインアップする。