ニュース

「Googleアプリ」、大画面のAndroidデバイスでアプリ間連携やマルチウィンドウ対応など

 グーグル(Google)は、20以上のGoogleアプリについて、大画面のAndroidデバイス向けにUI(ユーザーインターフェイス)を改善させたと発表した。今後数週間以内に、Googleワークスペースと個人のGoogleアカウントに展開される。

マルチタスク機能でアプリ間連携が強化

 1つのディスプレイに2つのアプリを起動/表示させるマルチタスク機能では、異なるアプリ間で画像や表組みなどの要素をドラッグアンドドロップでやりとりできるようになった。

 たとえば、Chromeの画像をドキュメントに貼り付ける際は、Chromeの画像をドキュメントのウィンドウにドラッグアンドドロップするだけで貼り付けられる。同様に、スプレッドシートの表組みをドキュメントに貼り付けたい場合も、ドラッグアンドドロップ操作だけでコピーできる。

ドラッグアンドドロップでアプリ間連携
写真や表組みなどの要素をドラッグアンドドロップ

 このほか、Keepに保存した画像をGoogleドライブにアップロードしたり、Googleドライブの画像をメールで送信したりする際も、ドラッグアンドドロップでかんたんにコピー/添付できる。

ドラッグアンドドロップでアプリ間連携
Keepに保存した画像をGoogleドライブにアップロード

Googleドライブで「新しいウィンドウで開く」が利用できる

 Googleドライブに保存しているファイルの内容を確認する際、「新しいウィンドウで開く」機能が新たに利用できるようになった。

 ファイル上でメニューを開き、「新しいウィンドウで開く」を選択すると、ドライブの2つめのウィンドウが並びファイルの内容を確認できる。戻るボタンを何度も押すことがないため、閲覧性が向上する。

「新しいウィンドウで開く」機能

 このほか、キーボードに接続された大画面のAndroidデバイスで、ドライブやドキュメントなどで、さまざまなキーボードショートカットが利用できるようになる。