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auの通信障害、KDDI髙橋社長「iPhoneは通信できることもあった」

 KDDIの髙橋誠代表取締役社長は、2日に発生した携帯電話サービスの通信障害について、3日午前に記者会見に臨んだ。そのなかで、ユーザーの手元にあるスマートフォンについて、iPhoneとAndroidで挙動の違いがあったことを明らかにした。

 髙橋氏の回答は、問題が起きた装置(VoLTE交換機、音声通話の交換機)の挙動や、障害に関わる規制での挙動をたずねる質問を受けたもの。技術担当の役員が回答した上で、今回の障害において判明した、スマートフォンの仕様が紹介された。

髙橋氏
「端末によって振る舞いが違う。iPhoneとAndroidで振る舞いが違った。

 iPhoneは、音声が通らない場合でもデータ通信が保持され、アンテナピクトが立っていない状態でもデータ通信が使える。つまり、LINEやLINEの電話機能などが使えた。

 一方、Androidは機種によって違うようだが、音声がNGだとデータも閉鎖する仕様になっているようだ。障害時にどちらも繋がらないと。ただ、一部で、データだけつながったAndroidもあったようだ」