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楽天をサブ回線として使うユーザー、約65%が乗り換えや解約を検討
2022年7月2日 09:00
MMDLaboは、スマートフォンを利用する18歳~69歳の男女2万5000人を対象に行ったアンケート調査の結果を発表した。
事業者・ブランド別のシェア
同調査によると、メインで利用する通信サービスやブランドは、ドコモ(ahamoを除く)が29.4%で1位、auが19.0%で2位、ソフトバンクが12.2%で3位、楽天モバイルが8.2%で4位となった。
オンライン専用ブランドは、ahamoが4.5%、KDDIのpovoが1.9%、LINEMOが0.9%。サブブランドではワイモバイルが8.7%、UQ mobileが5.7%で、MNOサービスの合計は90.4%、MVNOサービスは9.6%となった。
複数の回線を契約している人を対象に、サブ利用している回線を尋ねるアンケートでは、ドコモ(ahamoを除く)が18.4%、auが14.4%、ソフトバンクが9.9%、楽天モバイルが20.0%で、楽天モバイルが最多となった。
オンライン専用プランでは、ahamoが2.8%、povoが3.9%、LINEMOが2.3%で、サブブランドではワイモバイルが6.1%、UQ mobileが4.3%となった。MNOサービスを合計すると82.2%で、MVNOサービスをサブに利用しているユーザーは17.8%となった。
楽天モバイルの通信量は?
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT」をメインまたはサブ回線に利用している人を対象に、月間のデータ容量に関して質問したところ、メイン利用者でも48.9%が、サブ利用者では62.8%が月間1GB未満で最多となった。
2~5GBはメイン利用者で22.1%、サブ利用者で9.9%。6GB~10GBはメイン利用者で6.6%、サブ利用者では4.7%、11GB~20GBはメイン利用者で9.1%、サブ利用者で3.5%、21GB以上はメイン利用者で10.7%、サブ利用者で8.2%となった。
「利用していない」は、メイン利用者で2.7%、サブ利用者で11.1%となった。
メイン利用者は"0円廃止"後も継続利用が65.4%
「Rakuten UN-LIMIT VII」の提供および移行に伴い、月間1GB未満でも月額1078円の基本料金が発生することに関連し、サービスの解約や乗り換え意向に関する質問では、楽天モバイルのサービスをメインに使う人は、「継続利用する」が65.4%で最多、「他社への乗り換えを検討している」は29.0%、「解約を検討している」は5.7%となった。
サブ利用している人は、「継続利用する」が34.6%、「他社への乗り換えを検討している」は32.7%、「解約を検討している」は32.6%で、約3分の2が解約または乗り換えを検討していると回答した。