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アマゾン、“ニセブランド”からユーザーを守る取り組みとは?

 アマゾン(Amazon)は、6月9日にブランドプロテクションレポートを公開した。アマゾンで偽のブランド品などを販売する悪質な業者から、ユーザーを守る取り組みについて紹介されている。

 アマゾンは2021年に、ユーザーを模倣品や詐欺などから守るために、9億ドル以上を投資したという。

 今回のレポートでは、具体的な防止策などの取り組みが紹介されている。

悪質な業者の出品を防ぐ

 2021年、アマゾンは250万以上の不正な出品アカウントの開設を阻止した。この数字は、前年の600万以上という数字から減少している。

ブランドを守る

 アマゾンにおいてブランドの権利などを保護する「Amazon ブランド登録」に登録されたブランド数が、70万を突破した。この数字は、前年比で40%増となる。

 「Amazon ブランド登録」に登録されているオーナーからの権利侵害の報告件数の平均は、前年比で25%減少したという。

自動化技術などの活用

 アマゾンの自動化技術は、商品詳細ページにおいて不審な変更が行われていないか、1日あたり80億件以上のスキャンを実行する。

 こうした取り組みなどにより、アマゾンは悪質な出品を40億件以上、事前に阻止したとしている。