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「BALMUDA Phone」がアップデート、専用のAXISフォント追加やカメラレスポンス向上

 バルミューダは、同社のスマートフォン「BALMUDA Phone」のソフトウェア バージョン2をリリースした。既存のユーザーもソフトウェアを「1.200」にアップデートすることで、利用できる。

左がAXIS Balmuda

 アップデートにより、BALMUDA Phone専用フォント「AXIS Balmuda」の採用や前面カメラ使用時の人物モードでの撮影、6種類の新しいデザインの壁紙追加などの更新が適用される。また、全体的な操作レスポンスが向上されている。

 AXIS Balmudaは、デザイン誌「AXIS」で用いられているAXISフォントをベースに、スマートフォン向けにアレンジされたもの。これまでのフォントも引き続き利用できるが、AXIS Balmudaを選べば、やや細身になり、見やすさ向上が図られたフォントとしてWebブラウジングやアプリなどを利用できる。フォント改善に至った理由として、同社は、全てのユーザーに共通する体験として、何が向上できるか検討した結果と説明。スマートフォンのディスプレイは、アプリやWebコンテンツなどを表示する場所であり、ユーザーにとってはスマートフォンのなかでも最も利用するパーツでもある。そのディスプレイに示されるフォントに手を加えることで、インパクトとしては強くはないものながら、長く利用する環境をより良くするといった形を目指して新フォントが採用されることになった。

 カメラでは、これまでのインターフェイスを踏襲しつつ、前面カメラへワンタップで切り替えられるボタンが用意されることになった。あわせて、人物モードで撮影する際、被写体を認識して背景をボカす効果が発揮されることになる。このほか、カメラ撮影時のシャッターについては、押してから写真が記録されるまでワンテンポ遅れるような格好だったが、今回のアップデートでレスポンスが向上し、シャッターボタンを押してすぐ撮影という体験を得られるようになる。

 このほか、明るさが足りない場面で、手ブレを抑え、画質を向上させた写真を撮れるようになる。

 あわせて同社では、ワイヤレス充電器(8800円)を近日発売する。スマートフォンを置く面が丸みを帯びており、BALMUDA Phoneの背面にあわせたデザインに仕上げられている。