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アップル、2022年後半に登場するアクセシビリティ機能を紹介
2022年5月18日 12:04
ドア検知機能
視覚に障害を持つユーザー向けに、ドア検知機能(Door Detection)が発表された。
同機能では、ユーザーが目的地に到着した際に、ドアの位置やドアまでの距離を特定する。そのうえで、ドアのタイプや状態をユーザーに知らせる。部屋番号やバリアフリーマークなど、ドア周辺のサインも読み取れるという。
この新機能は、LiDARスキャナーを搭載したiPhoneおよびiPadで利用できるようになる。
Apple Watchとの連携
ペアリングされたiPhoneからApple Watchを遠隔操作できる「Apple Watch Mirroring」によって、身体に障害があるユーザーも、Apple Watchを操作しやすくなる。
Apple Watch Mirroringでは、Apple Watchのディスプレイをタップするかわりに、音声コントロールやスイッチコントロールなどのiPhoneのアシスト機能を利用して、Apple Watchを操作できる。
また、簡単なジェスチャーでApple Watchを操作できるようになる。
聴覚障害者向けのライブキャプション
聴覚に障害を持つユーザー向けの機能として、iPhone、iPad、Macで、ライブキャプション(字幕)が利用できるようになる。
FaceTimeでの通話やビデオ会議、動画再生などで字幕が表示され、内容の理解をサポートする。フォントサイズの調整にも対応する。
また、ライブキャプションはオンデバイスで生成されるため、ユーザーの情報は非公開となり、安全性が保たれる。