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KDDIとソニー、5G SAで“外出先からプレステ5を楽しめる”実験に成功
2022年2月28日 12:16
KDDIとソニーは、5Gスタンドアローン(5G SA)環境において、「プレイステーション 5」などを用いたゲームストリーミングに成功した。また、同環境で8K映像のリアルタイム配信の技術検証にも成功した。
技術検証の背景
KDDIとソニーの両社は、5G SAの新たなユースケースの創出を目指し、2021年1月から技術検証を進めてきた。今回の技術検証も、その一環として実施された。
5G SAは、基地局やコアネットワークなどを5G用の設備だけで構成する方式。ニーズにあわせた通信機能を提供する「ネットワークスライシング」などが利用可能になり、4Gと組み合わせて利用するノンスタンドアローン(NSA)との比較で「真の5G」と呼ばれることもある。
ゲームストリーミング
1つ目の検証は、外出先のスマートフォンから自宅のゲームを楽しめる“リモートプレイ”を想定したもの。
検証では、施設外にあるスマートフォン(Xperia)と、施設内の「プレイステーション 5」などを5G SAでつなぎ、ゲームストリーミング専用のネットワークスライスで接続。通常スライスに接続したスマートフォンとの比較で、スムーズに安定してプレイできることが確認された。