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ソフトバンクら3社、ZOZOSUITのデータを活用した3Dアバターで試着できるアプリ「ALTRM」

 ソフトバンク、ZOZO NEXT、MNインターファッションは、次世代バーチャル試着体験アプリ「ALTRM(オルターム)」の実証実験を開始した。

 実験は20歳以上の男性約400人を対象に、3月29日まで実施される。

 「ALTRM」は、3Dバーチャルアバターを活用して、自宅やオフィスなど好きな場所から、いつでもオンラインでバーチャル試着が体験できるサービス。

 「ALTRM」にログインし、身長・体重を入力すると、3Dバーチャルアバターが作成される。アバター生成後、アプリ内で表示されるアイテムを選択すると、選択したアイテムがアバターに装着され、実際に試着した時と同様に着丈やサイズ感を確認できる。

 本実証実験では、実験のためにMNインターファッションが新たに立ち上げた紳士服ブランド「ALTRM」のアイテムを販売し、バーチャル試着導入による購入率の変化を検証する。

 バーチャル試着により、時間や場所を問わずオンラインで試着を体験できるようになる。また、購入前のバーチャル試着ができることで、オンラインショッピングの課題である、サイズ不一致や着用時の違和感による返品の減少、CVRの向上への貢献が期待されるという。

 3社は今後も、消費者や社会に対して付加価値となるものを、プロダクトやサービスという形で提供していくとしている。