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ソフトバンクの5Gが10月末には人口カバー率80%、「パケ止まり」対策も

 ソフトバンクは、10月末の5Gサービスのエリアについて、人口カバー率が80%、基地局数が2万局に達すると発表した。

 発表前日の9月13日時点では、人口カバー率が59%、基地局数が1万4000局超となっている。あわせて同社では、イベント会場や商業施設での対策エリアのリストを発表した。

 リストはPDFで19ページにも及ぶ内容。国立競技場や日本武道館といったスポーツ施設や、新丸の内ビルディング、なんばパークスといった商業施設、ひらかたパークや姉小路蒸気機関車館などのテーマパーク/レジャー施設などが紹介されている。このほか水族館、動物園、美術館、博物館、劇場などもリストに含まれる。

パケ止まり対策

 常務執行役員 モバイルネットワーク本部 本部長の関和 智弘氏は、携帯各社において5Gサービスの拡充期において、エリアとエリアの境目などでは5Gの電波が行き届かない場所があり、エリアが連続していない状況になっていると説明。5Gを優先していると「パケ止まり」と呼ばれる現象が発生することがあるという。

 そこで5GとLTEを、5Gの電波状況に応じて接続する仕組みを取り入れ、快適に利用できるようにしているという。