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iPhoneの「マップ」「Siri」に新機能、3Dイメージ追加や“音声で道路状況確認”など

 アップル(Apple)は、iPhone向けとなるiOS版の「マップ」と「Siri」で、ランドマークの3Dイメージの追加など新たな機能の提供を開始した。

ランドマーク的な建物の3Dのイメージが追加

 新たに追加されたのは、沖縄セルラースタジアム那覇(沖縄)、坊っちゃんスタジアム(四国)、出雲ドーム(中国)、鳥羽水族館(近畿)、冨岡製紙工場(関東)。

 iOSのマップでは、これまでのアップデートと合わせて、日本全国で300程度の特徴的な建物を3Dで見られるようになった。

Siriを使った「道路上の事故の報告」

 ドライバーが運転に集中し、ハンズフリー化にもつながるよう、走行している先の事故や危険物、速度取締などをSiriに伝えたり、状況を聞いたりできるようになった。iOS 14.5以上のiPhoneとCar Playで利用できる。

 Siriには「ここで事故があった」や「道路の上に危険物がある」「道路にマットレスがある」といったように話しかけられる。

 また、事故が解消した場合なども、実際の報告件数と当初のデータを元に比較をして随時アップデートされるという。

より詳細に

 またこのほかに、歩行者、運転の経路案内地図の詳細化が行われ、Look Aroundに新たに横浜、広島、福岡、仙台、高松、金沢などが追加された。

これまでの歩行者経路案内
新しいバージョンの歩行者経路案内
高松(中央公園)
福岡(大濠公園)
広島城
金沢城公園