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KDDIとJパワー、ドローンによる電力設備の点検実証を開始

 KDDIと電源開発(Jパワー)は、ドローンを活用した電力設備の点検実証を開始した。点検対象は、全国に点在するJパワーの電力設備で、水力発電設備約40カ所を皮切りに順次実施される。

ドローンによる水力発電設備点検のイメージ図

 本点検では、ダム・配電線・建屋などの電力関連設備をドローンで撮影、三次元モデル化するほか、設備異常の自動検出や経年劣化状況の解析といった技術を用いる。

 本点検を通して、作業の効率化や既存の点検作業との精度の比較、代替可能性などが検証される。

ドローンで撮影したデータから三次元モデル化した例:糠平発電所

 両社は今後も、ドローンによる電力設備点検などを通じた協力関係のもと、電力設備の保守高度化・効率化を進めていくという。