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KDDI、富山県の中山間地域でドローンを活用した物資搬送の実証実験

 KDDIは、富山県南砺市の平地域におけるドローン物資搬送の実証実験を11月25日に実施する。

本実証実験のイメージ

 本実証実験は、「富山県中山間地域ドローン物流実証実験業務」の取り組みの一つ。モバイル通信を使用して目視外の自律飛行ができるスマートドローンを活用し、富山県の中山間地域に適した物流の仕組みやビジネスモデルについて検討する。

 実験では、買い物困難者が日常で必要な日用品や食料品の配送を想定。スマートドローンの目視外の自律飛行により、片道8km程度の飛行および、最大3Kgの物資の搬送を実証し、効率的なドローン活用の有効性が検証される。

 なお、実験にはKDDIの「スマートドローンプラットフォーム」を使用。同プラットフォームでは、安全な目視外自律飛行を実現するため、ドローンの飛行状況のリアルタイムでの監視や、緊急着陸などの遠隔操作ができるという。

スマートドローンプラットフォーム
実験で使用するドローン:プロドローン製PD6BType3C