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「LINEMO」だけの契約数は開示せず、主力はワイモバイルに――ソフトバンク宮川社長

 ソフトバンクは4日、2021年度の第2四半期の業績を発表した。その説明会の中で宮川潤一社長はオンライン専用料金ブランド「LINEMO」の契約数を問われたが「LINEモバイルとLINEMOを合算して100万契約は超えているが、単体では開示しないことになった」と語った。

 今年3月にスタートしたオンライン専用の「LINEMO」は、7月に月額990円(3GB)というプランを発表。8月の第1四半期決算説明会では、宮川社長がLINEMO契約数を「50万人も満たない」としていたが、単体での開示を控えることになった。

 宮川氏は「LINEMOは、月額990円のプランが登場して以降、勢いが増して順調に伸びている」と説明。そして「LINEMOをどう育てるか」という点については、「ワイモバイルのほうがお客さまのウケが遥かに上。『オンラインでLINEMO』もあるが、ワイモバイルを主力に、強化したい」と述べた。