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「MUFG Wallet」が2021年12月20日をもってサービス終了

 三菱UFJ銀行は、公式スマートフォンアプリ「MUFG Wallet」について、2021年12月20日0時でサービスを終了すると発表した。

 サービスが終了する機能は、MUFG Walletでの三菱UFJデビットのタッチ決済機能、MUFG WalletでのPontaカードのバーコード表示機能、ほかMUFG Walletへのログインが必要な機能など。

 ユーザーは、これら三菱UFJデビットやPontaカードをMUFG Walletに登録している場合、12月19日までにカードの削除操作する必要がある。また、JCBデビットカードを削除していない場合、他社のウォレットサービスで「QUICPay」のメインカード設定をする際にエラーが発生する場合がある。

 カード削除の操作手順と代替のサービスに関する案内は以下の通り。

三菱UFJ-VISAデビット・三菱UFJ-JCBデビットを登録している場合

 カード削除の操作は、まず「MUFG Wallet」にログインし、カード画像右下の「詳細」ボタンよりカードを削除、その後アプリを削除する。

 同社では、カード削除後の代わりのサービスとして、「Google Pay」(Androidスマートフォンの場合)を提示している。Google Payをダウンロード後の操作手順は、まず画面下部の「支払い」をタップし、次に「+お支払い方法」→「クレジット / デビット / プリペイド」をタップする。このあと、デビットカードをカメラで読み込むか、カード情報を手動で入力する。以降は、画面の説明にしたがって操作を行う。

 なお、JCBデビットのタッチ決済機能済は仕様上、サービス終了後の12月22日まで作動する。

 JCBデビットでは、仮にカードの削除をせずにアプリを削除した際、12月19日までは、MUFG Walleをダウンロードし、以前登録していた三菱UFJ-JCBデビットを再度登録できる。一方で12月20日以降は、Google Pay をダウンロードし、QUICPayに対応しているカードを登録したうえ、登録したカードのメインカード設定を解除する必要がある。

 あわせてVISAデビットは、カードの削除をせずにアプリを削除した際でも、特に対応する必要がないという。

Pontaカードを登録している場合

 操作手順は、ログイン後、Point画面を表示し、画面下部よりPonta会員IDとの連携解除する。その後、三菱UFJデビットの登録がない場合は、そのままアプリを削除する。

 代替のサービスには、Pontaカード公式アプリがある。登録時は、PontaWeb、またはau IDのログインを行う。また、利用の際は、アプリを起動すれば自動的にバーコードが表示されるようになる。