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Androidの7月分セキュリティパッチ、システムの脆弱性などを解消

 グーグル(Google)は7月7日、Android向けに7月分のセキュリティパッチの情報を公開した。セキュリティパッチレベルは、「2021-07-01」「2021-07-05」の2つ。

 今回公開されたセキュリティパッチは、準備が整い次第、スマートフォンメーカーや携帯電話会社を通じて配信される見込み。

セキュリティパッチレベル「2021-07-01」について

 セキュリティパッチレベル「2021-07-01」では、ローカルの悪意のあるアプリケーションが、特権プロセスのコンテキスト内で任意のコードを実行するメディアフレームワークの脆弱性(CVE-2021-0587、重大度「高い」など)が修正されている。

 そのほか、システムやフレームワークに関する脆弱性も修正された。

セキュリティパッチレベル「2021-07-05」について

 セキュリティパッチレベル「2021-07-05」では、特権アクセスを持つローカルの攻撃者が、機密データにアクセスできるフレームワークの脆弱性(CVE-2020-0368、重大度「高い」)が修正されている。

 また、システムの脆弱性や、メディアテック(MediaTek)・クアルコム(Qualcomm)のコンポーネントに関する脆弱性なども修正された。