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アップル、「iOS 12.5.5」で脆弱性を解消

 アップル(Apple)は、「iOS 12.5.5」でセキュリティに関するアップデートを実施した。

 CoreGraphicsに関する脆弱性(CVE-2021-30860)は、悪意を持って作成されたPDFを処理すると、任意のコードが実行される可能性があるというもの。

 そのほかに、悪意を持って作成されたWebコンテンツを処理すると、任意のコードが実行される可能性があるというWebKitに関する脆弱性(CVE-2021-30858)や、悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードが実行される可能性があるというXNUに関する脆弱性(CVE-2021-30869)があった。

 現在、上記の脆弱性はすでに解消されている。対応機種は、iPhone 5s、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPad Air、iPad mini 2、iPad mini 3、iPod touch(第6世代)。