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ビッグローブの「ビッグローブ光電話」で料金誤請求、総務省が指導

 総務省は、「ビッグローブ光」のオプションサービス「ビッグローブ光電話」の料金請求において誤請求があったとして、ビッグローブを8月20日付で指導した。

 総務省によると、ビッグローブが「ビッグローブ光電話」の料金を請求する際、「1ギガ対応無線LANルータ」をレンタルしたユーザーに対し、不要な「ひかり電話対応機器」の使用料を誤請求していたという。

 なお、ビッグローブは、本指導で指摘された件に対する案内を、8月19日に発表している。

 発表によると、2015年7月~2021年6月の期間に、「ビッグローブ光」において、NTT東日本エリアでギガ・スマートタイプの回線を利用し、「ビッグローブ光電話」を利用しているユーザーに対して、「ひかり電話対応機器利用料:月額200円(税抜)」を過大に請求していたという。

 ビッグローブは今回の誤請求に対し、請求誤りを特定したユーザーには電子メール等にて、料金返還を個別に案内するとしている。また、誤請求に心当たりのあるユーザーは、自身の「ユーザーID」を用意の上、下記の「受付窓口」まで連絡するよう呼びかけている。

受付窓口
【BIGLOBE個人会員のユーザー】
ビッグローブ臨時相談窓口
0120-01-0370
9時~18時・土日祝日も対応
【BIGLOBE法人会員のユーザー】
BIGLOBE法人事務センター
0120-24-5644
平日9時~12時、13時~17時

 総務省は、ビッグローブに対して、当該誤請求の発生について厳重に注意し、「再発防止措置の実施」と「誤請求をした利用者に対する適切な対応の実施」を求め、その実施状況についての報告を併せて求めた。

 ビッグローブは今回の事案に対し、再発防止に努めるとともに、サービス向上に尽力するとしている。