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Twitter、パラリンピックにあわせた国旗やメダルの絵文字

音声ツイートの文字起こしなど、アクセシビリティ向上も

 Twitterは、8月24日に開幕するパラリンピックにあわせて、ツイートで利用できる絵文字や、障がい者がある方でもTwitterを利用しやすくなるように取り組んでいる、アクセシビリティの向上に関する機能を紹介した。

ハッシュタグで国旗やメダルの絵文字

 ツイートに「#パラリンピック」または「#Paralympics」というハッシュタグをつけると、パラリンピックのシンボルマークであるスリー・アギトスが表示される。

 「#Tokyo2020」では東京タワーが、「#金メダル」、「#銀メダル」、「#銅メダル」を加えると、それぞれのメダルが絵文字で表示される。参加国の国名ハッシュタグ「#JPN」などをツイートすると、国旗が絵文字で登場する。表示期間は8月24日(火)0時から。

アクセシビリティ向上機能

 Twitterでは、障がいがある方でもサービスを利用しやすくなるように、アクセスビリティ向上に取り組んでいる。

 2021年には、Twitterスペースの文字起こし、音声ツイートの文字起こし、画像にAltタグをつけて写り込んでいる情報を視覚障がい者にもわかりやすく伝える、macOSのVoiceOverを用いてのツイート対応など、アクセシビリティ向上のための機能を追加している。

 これらのアクセシビリティ向上に関する情報は、@TwitterA11yで定期的に共有される。

障がいを持つ人についての理解促進キャンペーン

 なんらかの障がいを持つ人の数は、全世界人口の15%にのぼるとされる。この「15%」のファクトをより多くの人が知るために、「#WeThe15」というハッシュタグを使った会話を促進するキャンペーンをグローバルで展開する。

 同ハッシュタグは、日本語を含む17言語に対応している。同ハッシュタグをツイートやプロフィールに追加すると絵文字が表示される。アカウント@WeThe15をフォローすると、より詳細な情報を得られる。