8月11日からの豪雨や元台風9号で携帯4社が災害支援措置

　NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの各社は8月11日からの豪雨および元台風9号による被災者に対する支援措置を実施している。

通信料金の支払期限延長など支援

　対象となるのは、長野県諏訪市や長崎県雲仙市など、災害救助法が適用されている地域のユーザー。各社ともに、携帯電話料金の支払期限延長や対象機器の無償修理、付属品の無償提供などとなっている。

ソフトバンクで障害が発生中

　ドコモ、KDDI、楽天モバイルによると、8月18日19時50分時点で通信障害は発生していない。

　ソフトバンクでは、8月17日正午頃から島根県の一部地域で大雨による停電や伝送路支障の影響で、携帯電話サービスが利用しづらい状況が発生している。対象となる地域は、島根県 隠岐郡隠岐の島町（卯敷、布施、飯美、中村、西村、伊後周辺）。

【追記 2021/8/19 00:28】
　ソフトバンクによると、島根県の一部地域において発生していた障害は8月18日の22時50分頃に解消した。伝送路に支障がある地域では、可搬型衛星アンテナによりエリア確保をしている都合上、一部では動画視聴など大容量のデータ通信やVoLTEに対応できない場合があるものの、通常の利用には影響ないとしている。