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iOS版グーグルマップに「ダークモード」や新しいウィジェットなどが登場

 米グーグル(Google)は、iOS版の「グーグルマップ」アプリの新機能として、「iMessageアプリでの現在地共有機能」や「新しいウィジェット」、「ダークモード」を発表した。ダークモードは今後数週間以内、そのほかの新機能は8月中にも利用できるようになる。

iMessage内で位置情報を共有

 メッセージアプリ「iMessage」内にグーグルマップのアイコンが登場し、アイコンをタップすると、相手に自分の現在位置を共有できる。

現在地を共有できる

 共有時間は、標準で1時間に設定されているが、最長で3日間まで延長できる。共有の停止は、サムネイルの停止ボタンからできる。

ウィジェットで交通情報/ルートを検索、確認

ウィジェットのイメージ

 グーグルマップのウィジェットに、「近くの交通情報」を確認できるウィジェットが登場する。

 ホーム画面から、現在地の交通情報にすぐにアクセスできるようになり、自宅や職場などに向かう際などに、最新の交通情報を確認でき、迂回など適切なルートを選べるようになる。

 グーグルマップのウィジェットはこのほか、よく行く場所へのルートをワンタップで検索できるものや、お店などを検索できるものなどが用意されている。

ウィジェットの追加は、ホーム画面を長タップして「追加」からグーグルマップを選択し、ウィジェットを選択する

ダークモード

 グーグルマップアプリで「ダークモード」が利用できるようになる。「ダークモード」は、アプリや地図のデザインが黒ベースのデザインになるもの。目の疲労の低減や、消費電力の節約などが期待できる。

 ダークモードは、「設定」画面から設定できる。

 このほか、グーグルの開発者が「グーグルマップの活用法」を紹介している。

 たとえば、マックス・カプラン氏(Max Kaplan)は、車を探し回ることがないように「駐車場の場所を保存」したり、ハイキングなど電波の届きにくい場所に向かう際に「オフラインマップ」を活用したりしているという。