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KDDIと日本舞踊協会、オンラインで日本舞踊のお稽古ができるシステムを構築

 KDDIと日本舞踊協会は、6月21日~30日にオンラインお稽古システムの実証実験を実施した。

 本実証実験は、KDDI DIGITAL GATEの5G環境と「AWS Wavelength」を活用したもので、オンライン上でも臨場感のあるお稽古ができるシステムの構築を目指した実験。

ネットワーク構成イメージ

 これまでのオンラインお稽古では、遅延やコマ落ちの発生により、日本舞踊における「振り」や「間」の取り方が正確に伝えることができない課題があった。

 5Gと「AWS Wavelength」を用いた本実証実験のシステムでは、高画質映像のリアルタイム通信で、日本舞踊の「振り」と「間」を正確に伝えることが可能となったという。

 また、独自開発した音楽を師匠・弟子側で同時再生できるアプリケーションを使うことで、より遅延を感じないオンラインお稽古が実現したという。

コンセプトイメージ
オンラインお稽古の様子

 KDDIは、本実証実験で構築したオンラインお稽古システムを日本舞踊以外の分野でも応用し、オンラインによるお稽古の利便性向上を目指すとしている。