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KDDI、密を避けられる「上野動物園混雑マップ」

 KDDIと東京動物園協会は、5GとAIカメラを活用した「上野動物園混雑マップ」の提供を開始した。

 園内に設置されたカメラ映像をAIで解析。混雑が予想される5エリアに対して1分間隔で混雑状況を提供する。これにより混雑を避けて動物園を楽しめるとともに、このデータを活用して安心安全な観覧環境の改善に活用するという。

 表示エリアは東園の総合案内所、西園のパンダのもり(出入り口)、カメレオン売店、アフリカの動物。上野動物園の公式サイト「東京ズーネット」から確認できる。

 撮影される映像の人物画像はマスキング加工され、個人情報は取得しない。

 今回の取り組みは2020年11月にKDDIと東京動物園協会が締結した「5G等を活用した事業の実施に関する基本協定」によるもので今後、多摩動物公園、葛西臨海水族園、井の頭自然文化園においても同様に5Gなどを活用した事業をすすめるという。