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長野県塩尻市で自動運転バスの実証実験、KDDIなど8者

 KDDI、長野県塩尻市、塩尻市振興公社、アルピコホールディングス、アイサンテクノロジー、ティアフォー、損害保険ジャパンの7者は、埼玉工業大学と連携し、自動運転バスの走行実証実験を実施する。

 「塩尻型次世代モビリティサービス実証プロジェクト」は、長野県塩尻市内の公道で自動運転バスを運行。バスドライバー不足や運行経路・ダイヤが市民のニーズを満たしていないという塩尻市が抱える課題解決と、自動運転技術に関するデータの取得や社会受容性の向上を図る狙い。

実験に用いられる車両

 期間は11月24日~11月27日。10時~16時(24日のみ13時から)運行される。発着場所は塩尻駅東口。走行経路は、塩尻駅東口ロータリー→塩尻市役所→中央スポーツ公園→塩尻市新体育館建設地→塩尻駅西側→大門商店街→塩尻市役所→塩尻駅東口ロータリー。

 10時~15時の毎時00分に発車する。乗降可能地点は発着地のみで途中下車および乗車はできない。当日は先着順で乗車できるが、新型コロナウイルスの感染拡大対策として、座席数を減らしての運行となるため、次回以降の案内となる可能性がある。

 実験車両は埼玉工業大学が所有するもので、自動運転ソフトウェア「Autoware」と事前に作成した高精度3次元地図をベースに自己位置推定や障害物認識などの機能を実装している。