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ドコモ、1インチセンサーカメラの「AQUOS R6 SH-51B」6月中旬以降に発売

 NTTドコモは、シャープ製Androidスマートフォン「AQUOS R6 SH-51B」を6月中旬以降に発売する。同日、シャープから発表された新機種で、ドコモでも取り扱われることになった。5月18日から事前予約を受け付ける。

 詳細は本誌別記事でもご紹介しているが、主だった特徴をご紹介する。

1インチセンサーカメラ

 大きな特徴となるメインカメラは、複数のセンサーを搭載しないものの、従来よりも大型となる1インチというサイズのセンサーを採用。先代の「AQUOS R5G」と比べ、集光面積が約5倍となり、暗い場所でもノイズを抑えて撮影できる。

 センサーの選定やレンズ設計、画質調整などドイツの名門カメラメーカーであるライカ(Leica)の監修を受けており、「AQUOS R6」のレンズも、ライカブランドのズミクロンレンズの名を冠している。

有機ELにIGZO技術

 約6.6インチ、1260×2730ピクセル(WUXGA+)のOLED(有機EL)ディスプレイは、シャープがこれまで液晶ディスプレイで用いてきた省エネ技術「IGZO」の技術を組み合わせた「PRO IGZO OLEDディスプレイ」となっている。

 ディスプレイメーカーでもあるシャープならではのチューニングが施されており、記憶色基準、コントラスト基準、カラーボリューム基準といった画質指標をクリア。10億色表示、ばらつき補正、最大輝度2000nit、コントラスト比2000万:1、HDR映像のDolby VISION対応といったスペックとなる。

主な仕様

 ディスプレイ上部には、約1260万画素CMOSセンサー、F値2.3、焦点距離27mm相当のインカメラが搭載される。顔認証でも利用できる。

 また画面下部には超音波式の指紋センサー(Qualcomm 3D Sonic Max)が採用されており、指をあててからロック解除までの時間は「AQUOS zero2」の2倍に高速化。またセンサーの面積も11倍に広くなり、指2本での認証もできる。

 バッテリーは5000mAh。その劣化を抑えるインテリジェントチャージにより、1年後の電池劣化は10%以下にできる。

 チップセットは、クアルコム製のSnapdragon 888。メモリーは12GB、ストレージは128GB。最大1TBのmicroSDカードが利用できる。

 IPX5/8準拠の防水性能、IP6Xの防塵性能を備える。

主な仕様
大きさ約162×74×9.5mm
重さ約207g
OSAndroid 11
CPUSnapdragon 888
2.8GHz+1.8GHz
オクタコア
メモリー(RAM)/ストレージ(ROM)約12GB/128GB
外部メモリーmicroSDXC 最大1TB
ディスプレイ約6.6/Pro IGZO OLED
有機EL
ディスプレイ解像度WUXGA+
1260×2730
HDR
アウトカメラ約2020万/1.9
ToFカメラ
インカメラ約1260万/2.3
バッテリー容量5000mAh
通信速度5G 下り最大4.2Gbps/上り最大218Mbps
4G(LTE)下り最大1.7Gbps/上り最大131.3Mbps
その他防水防塵、Bluetooth 5.2、スグアプ、スグ電、USB Type-C、おサイフケータイ、指紋認証、顔認証