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グーグル、タブレット向けに「エンターテインメントスペース」提供へ

 米グーグル(Google)は、Androidタブレット向けに映画やビデオ、ゲームなどのコンテンツを揃え、ユーザー別にパーソナライズした「エンターテインメントスペース」を提供する。

 5月から米ウォールマートのタブレット「Walmart Onn」に提供し、レノボやシャープなどのタブレットには今年後半に提供開始する。

 「エンターテインメントスペース」では、契約している複数のストリーミングサービス間をまたいだ「おすすめコンテンツ」の確認や、映画、テレビ番組の検索とGoogle TVでの視聴、レンタルや購入がワンストップでできる。

 「ゲーム」タブからは、Google Playのゲームがまとめられており、プレイ中のゲームやパーソナライズされた「おすすめゲーム」にアクセスできる。また、一部のゲームは「インスタントプレイ」に対応しており、ダウンロードを待たずに新しいゲームをプレイできる。

 このほか、電子書籍やオーディオブックをまとめて確認できる。

「観る」タブ
「ゲーム」タブ
電子書籍やオーディオブックもまとめられる

 Google Playプロダクトマネージャーのジェームス・ベンダー氏は、「昨年に比べ30%以上多くの人がAndroidタブレットを使い始めている」とし、用途の広いデバイスとして家族全員で一つのタブレットを共有していると指摘。

 これを踏まえ、「エンターテインメントスペース」では、家族全員が「プロファイル」を持つことができ、ユーザーごとにカスタマイズされたコンテンツを提供するとしている。