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パンパースがスマホアプリを使った「おむつ回収プロジェクト」、神戸で

 P&Gジャパンは、乳幼児用おむつブランド「パンパース」の取り組みとして、日本で初めてとなる「おむつ回収プロジェクト」を4月中旬に始める。神戸市内に回収ボックスを設置、ユーザーはスマホでボックスを操作して紙おむつを投入できる。

 実験は4月中旬~9月末までの約6カ月にわたり実施される。パンパースブランドのもとでの取り組みながら、乳幼児用や大人用など種類やブランドを問わず、全ての紙おむつを回収する。おしり拭きのシートも一緒に回収する。海外ではオランダ・アムステルダムでおむつ回収を実施しており、2019年以来、20万枚以上のおむつに相当する40トン超を回収した実績がある。

 ボックスは、神戸市内の小売店や保育施設、あわせて8カ所に設置される。

設置箇所
小売店イオン ジェームス山店、イオン 神戸北店、トイザらス・ベビーザらス 神戸ハーバーランド店
保育施設夢の森、花の森、あさひ保育園、おっこう山、山のまち

 利用する際には、専用アプリ「パンパースエコ」を使う。アプリでは、スマートフォンの位置測位機能で、近くにある回収ボックスを確認できるほか、回収ボックスにスマートフォンをかざし、Bluetoothで接続。アプリ上の開錠ボタンを押すと投入口が開く。使用済みの紙おむつを投入すると投入口は自動で閉まる。

 参加者はアプリから応募することで、特典がもらえる。初回応募時には、パンパースすくすくギフトポイントが1000ポイント付与され、2回目以降は1回につき100ポイントもらえる。貯めたポイントは、クーポン、商品券、育児グッズなどと交換できるという。