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Android 12開発者プレビュー2が公開、PIPの動作など改善

 グーグルは、Android 12の開発者プレビューの第2弾を公開した。開発者プレビュー1(1.1)がインストールされたPixelにはソフト更新(OTA)で今回のアップデートが配信される。

 今回のバージョンでは、ピクチャー・イン・ピクチャー(PIP)が改善された。ジェスチャー操作を使うユーザーで、アプリが自動PIPを有効にしている場合、ホームへの遷移アニメーションを待たずにスワイプアップで直接PIPに移行する。

 また、必要に応じてウィンドウサイズの変更もでき、一時的にほかのアプリを使う際にPIPウィンドウを画面の端にドラッグして隠すことができるようになった。加えて、シングルタップで再生停止などコントロールが表示され、ダブルタップでウィンドウのサイズを切り替えられる。

 さらに、ロック画面の通知に従来よりも詳細なプライバシーとセキュリティの設定が追加された。これによりメッセージアプリなどでメッセージを削除する際などにセキュリティ認証を要求できるようになる。

 このほか、ディスプレイの角がラウンドしているデバイスのサポートを強化。アプリ開発者がラウンドしたディスプレイに向けてデザインを調整する際に利用できる新しいAPIを導入した。加えてスマートウォッチなどのデバイスが近くにあるときは、システムがコンパニオンアプリを起動できるようになる。