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IIJmioの音声SIM、ドコモ網とau網で電話番号そのまま変更可能に

 IIJ(インターネットイニシアティブ)は、個人向けサービス「IIJmio」の音声通話対応SIMにおいて、NTTドコモ網を使う「タイプD」と、au網を使う「タイプA」を変更できる機能を追加した。

 IIJmioは、大手携帯電話会社から回線を借り受けて、音声通話やデータ通信を提供するMVNO型のサービス。新機能により、タイプDからタイプA、逆にタイプAからタイプDへ変更へ、電話番号そのままに変更できるようになった。仕組みとしてはMNP(携帯電話番号ポータビリティ)そのものとのこと。

 変更時にはSIMカードの交換が必要となり、交換手数料は1回あたり2200円(税込、以下同)で、SIM発行手数料が1枚あたりタイプDが433.4円、タイプAが446.6円となる。ただし、3月31日までは交換手数料2200円が無料になる。

変更のステップと注意点

 タイプを変更する場合は、IIJmioの会員専用ページから申し込む。

 本人確認後、登録住所にSIMカードが届けられる。その後、ユーザー自身の手で新しいSIMカードの開通手続きを進める。

 SIMカード利用開始日や、一部サービスの申込中、回線中断中は申し込めない。変更が完了するまでプラン変更など申し込めなくなる。

 また変更後、通話定額オプションはそのままだが、そのほかの音声オプションは、あらためて申し込む必要がある。

 またタイプ変更の対象は、音声通話対応のもののみ。SMS対応SIM、データ専用SIMはいったん解約して別途、必要なSIMを申し込むことになる。