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Clubhouseの認知度は全体の2割ほど、LINEが調査

 LINEは、音声SNS「Clubhouse」(クラブハウス)の認知度に関する調査結果を公開した。

 Clubhouseは、米Alpha Explorationが展開する招待制SNS。文字ではなく音声でやりとりするのが特徴で、芸能人などを除いて原則として実名で利用することになる。米国で2020年4月からベータ版としてサービスが開始された。

 日本国内においても、2021年1月23日からベータ版が開始されており、徐々にユーザー数を伸ばしているという。

LINEリサーチノートより

 LINEの調査によれば、Clubhouseを知っているというユーザーは全体の2割弱。約8割が知らないと回答したという。知っていると答えたユーザーに占める割合は10~20代が高く10代で26%、20代で34%だった。

 また「今使っている」「招待待ち」と答えたユーザーは全体の2%と低水準にとどまった。

 Clubhouseを使ってみたいと答えたユーザーは、全体の2割。使ってみたいと思わないと答えたのは5割強と半数以上だった。使ってみたいと答えたユーザーは10代~20代の割合が高かった。

LINEリサーチノートより

 使ってみたい理由として挙げられたのは「文字だけでは伝えられない感情を表現できる」や「自分の好きな著名人が利用している」といった声が聞かれた。

 反対に使ってみたいと思わない理由としては「音声は恥ずかしい」や「既存のSNSで十分」「他人にオープンな状態で声を聞かれるのはいい気はしない」といった意見が挙がった。

 調査期間は1月30日~1月31日。対象は日本全国の15歳~59歳の男女で有効回収数は1054サンプル。