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「Clubhouse」の認知率は1週間で2.7倍の52%に

 LINEは、音声SNS「Clubhouse」に関する調査結果を発表した。「Clubhouse」の認知率が全体の52%(前週比2.7倍)となった。

 同社の調査プラットフォーム「LINEリサーチ」で2月6日~7日に全国の15~59歳の男女を対象に、調査が実施された。

半数以上がサービスを“知っている”と解答

 「Clubhouse」について、全体の半数以上がサービスを“知っている”と解答した(前週の調査では19%)。年代別では、10代~20代の認知率が6割を超えており、10代が最も高かった(前週は10代が26%、20代が34%でトップ)。

利用者も10代~20代で上昇傾向

 次に、招待待ちを含めた利用者の割合をみてみると、全体では、4%(前回は2%)に増加している。10代~20代は、8%(前回2~3%)となり、ほかの年代よりも高い傾向がみえた。

Clubhouseの利用者・招待まちの1週間の変化

使ってみたいユーザーは10代がトップ

 利用したいかの調査では、全体の25%が“使ってみたいと思う”、54%が“使ってみたいと思わない”と解答した。前回の数字が22%と54%で、“使ってみたいと思う”が3ポイントほど上昇した。

 “使ってみたいと思う”回答者の年代別の傾向を見ると、いずれの年代も上昇しているが、特に10代は前回32%から今回39%に7ポイント上昇しており、割合と前回からの伸び率ともに世代別トップとなった。

Clubhouseの利用意向
Clubhouseの利用者意向・1週間の変化

 同社では、「Clubhouse」の注目度の高さやメディアでの露出の多さによる影響がみえ、特に10代では「Clubhouse」の認知の広がりが、20代よりもさらに素早く大きかったとしており、10代、20代の若年層を中心にサービスの利用が高まっていきそうな傾向がみられたと分析している。