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「Clubhouse」の認知利用調査、30代の上昇傾向が顕著
10~20代の利用意向は減少
2021年2月17日 13:05
LINEは、音声SNS「Clubhouse」に関する調査結果を発表した。30代の認知と利用が上昇傾向にある一方、10~20代の利用意向者が減少する結果となった。
同社の調査プラットフォーム「LINEリサーチ」で2月13日~14日に全国の15~59歳の男女を対象に、調査が実施された。
認知率は66%、上昇は緩やかに
全体の認知率は66%となり、第1回の19%、第2回の52%から引き続き拡大している一方、第1回~第2回の伸びと比べると、今回調査では12ポイントの上昇にとどまり、上昇は緩やかになった。
年代別でみると、30代が前回から21ポイント上昇した69%となり、20代の79%に次ぐ数字となった。上昇率も年代トップとなった。
利用経験率は6%、年代トップは20代で13%
利用経験率は、全体で6%(前回比2ポイント増)となった。年代別では、10代が11%(前回比3ポイント増)、20代が13%(前回比5ポイント増)となり、10~20代の上昇傾向が引き続きみられた。
また、今回調査から利用をやめたユーザーの割合も聴取しており、全体の中止者は1%、年代別では20代がトップで中止者は2%となった。
利用意向傾向は10~20代で減少
「使ってみたいと思う」と回答した“利用意向者”の割合は、全体で25%と前回調査からほぼ変わらない結果となった。
年代別でみると、10代が33%(前回比6ポイント減)、20代が28%(前回比2ポイント減)など減少した年代がある一方、30代は29%(前回比6ポイント増)と、30代の利用意向者が増加傾向にある。
利用継続意向は68%
現在、「Clubhouse」を利用しているユーザーを対象に今後の利用継続意向を調査したところ、「使いたいと思う」と応えたユーザーは全体の68%となった。
「使いたいと思う」ユーザーからは、「好きなアーティストや興味のある人の話を聞けることに楽しさを感じている」「スピーカーにはなりたくないけれど、聴くのは楽しい」との声が聞こえた。一方、「使いたいと思わない」「どちらともいえない」ユーザーからは、「使い方が分からない」、「分かりづらい」といった意見が多くみられた。