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Apple Watchで心電図、「watchOS 7.3」は本日配信へ

黒人歴史月間にあわせた取り組みも

 米アップルは、Apple Watch向けに「watchOS 7.3」をまもなく配信する。同社が2月の「黒人歴史月間(Black History Month)」に関して26日に発表したプレスリリースのなかで、Apple Watchを紹介し、「本日(1月26日、日本時間では27日)遅くに登場するwatchOS 7.3(watchOS 7.3 coming later today)」と言及した。

 「本日遅く」という表現は米国時間でのもの。日本時間ではこれまで、WatchOSやiOSの配信は日付が変わった1~3時ごろに通知される例が多い。少なくとも27日の夕刻までに登場することになりそうだ。

【追記 2021/01/27 12:08】
 アップルは27日3時(日本時間)、watchOS 7.3の配信を開始した。

 WatchOS 7.3では、Apple Watch Series 4/5/6において、日本国内でも心電図アプリが使えるようになる。対象となるApple Watchは、裏蓋にあるクリスタルと、デジタルクラウン(Digital Crown)に内蔵された電極を用いて、心電図を記録できる。

 WatchOS 7.3搭載のApple Watchを利用するには、iOS 14.4のiPhone 6s以降が必要。iOS 14.4がいつ登場するかは今回のプレスリリースでは触れられていない。

黒人歴史月間にあわせた取り組み

 アップルでは、App Store、Apple Music、Apple TVアプリなどで黒人歴史月間にあわせたコンテンツを配信する。Apple Watch向けには新たなウォッチフェイズが配信され2月から利用できるようになる。

 たとえばApple Musicでは、ジャズ、ブルース、R&B、ヒップホップ、ソウルなどで注目すべきアーティストを取り上げる。

 Apple Watchでは、限定モデルのブラックユニティコレクション(Apple Watch Series 6 Black Unity Collection)が発表された。2月1日に米国および38の国と地域で発売され、価格はGPSモデルが399ドル(約4万1300円)、GPS+Cellularモデルが499ドル(約5万1700円)。またユニティウォッチフェイスは、本日遅く(日本時間27日)に登場するWatchOS 7.3の一部として登場する

Black Unity

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