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ドコモ、グッドイートカンパニーと資本提携――外食産業のDXを推進

 NTTドコモとグッドイートカンパニー、カフェ・カンパニーは、資本提携契約を締結、食領域における新たな事業展開を目指す。

 今回の提携により、ドコモはグッドイートカンパニーの第三者割当増資を引き受け、グッドイートカンパニーの普通株式51%を取得することで合意した。

 グッドイートカンパニーが取り組む新事業は3つ。「食の新EC事業」においては日本各地の名店の味を再現した商品や参加型プログラム、新しい食体験の企画開発・販売EC「GOOD EAT CLUB」を展開する。加えて、新しい店舗、コミュニティの創造、新EC事業と連携したメニューや体験の開発を行う「食のオフラインコミュニティ事業」。さらに、日本の食の知恵を活かしたビジネスプランの企画開発、および外食店舗へのキャッシュレス・スマホオーダーの普及を進める「飲食店のプロデュース・DX支援事業」にも取り組む。

 グッドイートカンパニーは、オンラインとオフラインを融合させた新たな食の体験価値の推進を目的に、「WIRED CAFE」などの店舗を展開するカフェ・カンパニーによって設立された会社。新型コロナウイルスの感染拡大により、テイクアウトやデリバリー需要など、食のオンライン需要が伸びる中、苦境に立たされる外食産業は先端技術の活用によるビジネスモデルの拡大が急務とされている。

 GOOD EAT CLUBは、1月21日にオープン予定。随時内容を拡充していくという。