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ドコモと横浜市、ごみ分別のチャットボットの多言語化実証実験、21年1月から

 NTTドコモは、神奈川県横浜市、インターメディアプランニングと共同でごみ分別案内チャットボットとの多言語対応の実証実験を2021年1月18日から実施する。

 チャットボット「イーオのごみ分別案内」は、ごみの出し方を会話形式で案内するもので、2018年から横浜市が日本語で運用しているが、海外から日本への移住者の増加に伴い、チャットボットにも多言語対応のニーズが高まっている。

品名がわからない場合、素材とサイズを選択後、捨て方を案内する

 同実証実験では、「ドコモ AIエージェントAPI」で構築した日本語対応チャットボットと機械翻訳を連携。外国人に向けてごみの出し方を多言語で案内可能かを検証する。機械翻訳と連携させるという手法により、言語ごとにチャットボットを作るよりも低コストで多言語化を実現できるという。

 対応する言語は英語、中国語(簡体字)、韓国語の3言語。

 また、横浜市が募集した翻訳ボランティアによる回答精度の評価と海外からの移住者など外国人利用者からのアンケートで受容度を評価、商用化に向けて検証していく。