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Nearby Shareやボイスアクセスのなどに新機能、グーグルが公開

 グーグルは、同社公式ブログでここ最近Androidで利用できるようになった、または利用できるようになる機能をまとめて公開した。

 これらの機能は最新版のAndroidでなくとも利用できるとしている。

 「Gboard」の絵文字モードにおいて、2つの絵文字をタップすることで、組み合わせのサジェストを素早く確認できるようになった。また、1つの絵文字をダブルタップすることでより強い感情を示す絵文字の表示もできる。ベータ版ではすでに利用できる機能で、Android 6.0以上に対応、数週間以内に正式提供されるという。

 主に身体障害者向けに提供されるボイスアクセスにおいては、機械学習の技術を用いてアプリケーションの画面にラベル付けができるようになった。これにより、「Chromeを起動する」「下にスクロール」などアプリの動作をより具体的に声に出して操作できるようになった。Android 11で先行提供されていたが、Android 6.0以上であれば現在利用できる。

 Googleマップアプリでは、「Go Tab」機能によりよく訪れる場所を登録しワンタップでナビを開始できるようになる。公共の交通機関を利用する場合も詳細なルートを登録でき正確な出発時刻や到着時刻を把握でき、このほか、同じ目的地へ複数の経路を登録しより早く到着できるルートを確認もできる。AndroidとiOS版のマップアプリで数週間以内に提供される予定。

 今後のNearby Shareのアップデートでは、ファイルだけではなくGoogle Payにあるアプリケーションもシェアできるようになる。モバイル回線やWi-Fiの接続がなくとも、Google Payを開き、「Share Apps」からアプリを選んでシェアできる。今後数週間で提供される見込み。